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諸言
自社の吊りサポートに同様な製品が使われていて、外した際かなり苦労しましたので、印象に残っていました。最初は通称と思いましたが、「富士精密」という会社の特有製品名とは初めて知りました。
構造と作用
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フリクションリングはカシメ加工でナットの上面に固定し、一体化になる。ネジ締め込んできた際、フリクションリングの方は変形し、応力Pが発生する。ナットのネジ山は反力P’でネジ山に強圧し、ボルトの緩み止めを実現する。
外形と寸法
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Uナットの取り付け手順
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締め付け部材にボルトを通し、ボルトのネジ部は精度6gで、ネジ先端は面取り加工されてることを確認する。
※焼付き、かじりなど生じる場合は潤滑剤を使用する
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ボルト先端がフリクションリングに接するまでボルトを手で締めこむ。
※フリクションリング側からのねじ込みはできない
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スパナでナットを締める、最低限2ピッチ以上がフリクションリングから出てるのが目安。
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Uナットを外す際、ネジ部がフリクションリングから離れるまではスパナで、その後は手でも回せる。